弁護士によるマンション管理ガイド

マンション管理士の資格を持つ弁護士が、マンション管理でよく問題となるポイントをわかりやすく説明します。

Year: 2020年

規約と使用細則にはどのような違いがありますか

マンションの管理・使用に関するルールには、規約と使用細則があります。 以下、それぞれの違い等について説明します。 規約とは 規約とは、建物・敷地・附属施設の管理や使用について、区分所有者らが相互に従うべきルールをいいます […]

専有部分の床下に設置された排水枝管からの漏水について、損害賠償責任を負うのは誰ですか

排水管からの水漏れ事故の損害賠償責任を負うのが誰かについては、排水管が「専有部分」と「共用部分」のどちらであるのかによります。 この点、排水管が「専有部分」であれば、階上の区分所有者が、被害者に対し、その損害を賠償する責 […]

カラオケ・歌声による騒音に対して損害賠償や差止めを請求できますか

区分所有者は、カラオケ・歌声による騒音を発生させている区分所有者らに対して損害賠償や差止めを請求できます。 また、騒音が共同の利益(区分所有法6条1項)に反する場合、管理組合は、区分所有法57条に基づく差止請求などもでき […]

理事の互選により選任された理事長を、理事会の決議で解職することができますか

以前の標準管理規約(平成23年7月27日版)では、理事長・副理事長・会計担当理事は、理事の互選により選任するとされていました(35条3項)。 このような規約がある管理組合において、理事長を解職する(単なる理事にする)には […]

組合員は理事長に対して直接に職務状況の報告を求めることができますか

管理者である理事長(標準管理規約40条2項)には、民法の委任に関する規定が準用されます(区分所有法28条)。 民法では、受任者は、委任者の求めがある場合、いつでも委任事務の処理の状況を報告し、委任が終了した後は遅滞なくそ […]